2010年9月17日金曜日

マスコミの力

この国を国家足らざる存在に貶めている存在の何と強大なことか!まざまざと見せ付けられた9.14民主党代表選挙だった。そして予想通り「官僚制対米従属」の民主党執行部体制が作られつつある。マスコミという人心操作システムの力が特に際立って強いことが明白である。

このマスコミの力を削ぐ事が火急の命題と考える。
現状ネットだけでは、マスコミに対してその波及力において遠く及ばないのである。
ネットの中で、さまざまな情報に触れる人々は何より先ず能動的な特徴を持つ。時には脱線暴走しても、双方向の強みが情報に対する信頼性を担保し個々の認識を正常化していく。
しかしながら、その認識がネットに触れない人々には伝わらないのである。

マスコミ情報に繰り返し暴露される善良なる受動的市民には、マスコミ情報は真実にしか映らない。
こうして作られる世論がこの国を国家足らざる存在に貶めている勢力に加担していく。
善良なる人々の洗脳を解くには、マスコミの情報独裁を解体する事から始めねばならない。
このことは、ネット情報に触れ既に覚醒している「異口同音情報に疑問を持てる能力者達」全てに課せられた課題ではないだろうか?

マスコミの金太郎飴情報の不自然さに気付く力は「知性」そのものである。
ツイッターをはじめネットの中ではその知性の切磋琢磨と共有が進んでいる。しかし、この知性の共有をネットの中だけで終わらせている内は「官僚制対米従属」の日本は何も変わらない。

マスコミの力を相対的に削ぐためには、クロスオーナーシップ規制も必要であろう。
また、ネットの拡大だけではなく、地上波デジタル化での余力エリアへのネットメディアの進出も必要と考える。
既存メディアへの秤量攻めはすぐにでも出来る。新聞不買も有効。スポンサー企業の商品不買も有効。

ありとあらゆる機会方法で既存のマスメディアの力を削ぎ、世論を民意に取り戻さなくてはこの国は完全に死んでしまう。マスコミに操られた世論を目覚めさせなくては、これから先この国は確実に滅ぶ!もっと広く、もっと深く、ネット上で錬られ共有されたた知性に国民が触れるチャンスを作るべきである。