2011年7月27日水曜日

組織って何

組織とは・・・・
社会科学的には、組織とは、「共通の目標を達成する為に仕事を分業し調整する人の集まり」って事の様です。生物学的にも組織って言葉が使われて、乱暴な言い方をすれば人を細胞に置き換えれば似たような意味で使ってる。
いずれにしても、一定の目標なりがあって機能的に働く集まり、ってイメージである。
こう見ると組織ってものは、機械的なシステムとたいへん似た特報を持っていると感じてしまう。
どの様な組織であれ、組織として機能するようになった途端、構成要素とは全く違う性質が生まれる。
仕事柄、人を鍵にした仕組みや機械で構成する仕組みを考える習慣が骨の髄まで染み込んでしまった小生は、組織や仕組みっていう視点で社会の出来事を見てしまう癖になっている。温和で子供を叱ることすらためらう様な優しい父親でも、軍隊という組織で行動すれば、大量殺戮をやってのける。軍隊という組織の目的の為には、構成要素である人は大罪を犯し名誉を与えられるのである。

自然界にある組織が持つ機能・仕組みは驚くほどあらゆる事態に対応可能に作られている。正に神業である。ところが機械でも会社でも行政機関でも何でも共通して言えるのだが、人の作った組織(の仕組)には出来損ないしかない。当然、頻繁に問題(エラー)が起こる。理由は簡単で、これらの組織を作った人間が無能だからである。しかも、社会学的組織においては組織を構成するのも、運営するのも人間である。神ならぬ人間ごときがまともな組織などできるはずがないのだ。
身の回りを眺めてみると良い。
猫も杓子もイカレタ組織に翻弄されている。
自然が作った人という存在が、自分たちが過去作ってきたイカレタ組織の餌食になっている。

う~ん、この話 長くなる。・・・・というか尽きない。また日を改めて書くとします。